群馬県前橋市の電気工事会社で太陽光で充電する小型電灯の販売が始まりました。販売した収益は、電気の通じていない発展途上国に明かりを届けるため活用されます。
前橋市にある電気工事会社「ソウワ・ディライト」で先月から販売が始まったのは小型電灯「リトルサン」です。この電灯はドイツ在住のアーティストオラファー・エリアソンさんらが2012年から始めた「リトルサン」と呼ばれるプロジェクトで開発されたものです。
小型電灯「リトルサン」は太陽光で充電する電灯で5時間太陽の下に置くと最大で2日間、電気を灯し続けることが出来ます。電灯がない発展途上国にも夜に勉強する機会を提供するためこれまで世界中に120万台のリトルサンが配布されました。価格は1個5819円で、販売した収益を通じて電気が通じていないアフリカ地域にリトルサンが届けられます。
11月からは社内で12歳以下の児童を対象に、リトルサンが提供する教育プログラムを活用し、自然エネルギーの大切さなどを学ぶ授業を行う予定です。